足を触る女性

なぜ?Iラインの黒ずみがひどい!治し方は?どれくらいの期間で改善する?

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ファンケルの大人のカロリミット(

「Iラインの黒ずみがひどい…!どうして?」
「この黒ずみ、セルフケアで治せる?」
Iラインの黒ずみについて、エステティシャンに聞きました。
黒ずみができる原因やセルフケア方法などを解説します。

監修者

徳満友美

株式会社Luce/健康検定協会

日本エステティシャン協会認定フェイシャルエステティシャン

徳満友美 先生

経歴

大手エステティックサービスの提供、技術営業指導員を経て、化粧品、健康食品会社にてスタッフ育成、その後美容皮膚科にて運営、企画を行う。
株式会社Luceでは健康、医療情報メディカルアカデミーを担う。

なぜ?Iラインの黒ずみがひどい「原因」

美容専門家(女性)

Iラインの黒ずみがひどくなる原因として
・洗浄や下着による摩擦
・間違った自己処理
・ホルモンバランスの乱れ
という3つのことが挙げられます。

原因① 洗浄や下着による摩擦

下半身に悩む女性

美容専門家(女性)

肌は摩擦によって、黒ずみの原因となるメラニン色素を生成すると考えられています。
そのため、洗浄や下着の着用によって摩擦が起きると、Iラインの黒ずみがひどくなりやすいです。

日常生活で

  • 陰部をゴシゴシ洗っている
  • トイレットペーパーで強く拭いている
  • きつい下着を履いている

などに心当たりがある場合、Iラインの黒ずみがひどくなる可能性があります。

原因② 間違った自己処理

毛抜き

美容専門家(女性)

間違った自己処理を行うことで、Iラインへの刺激となり黒ずみが生じます。

Iラインのムダ毛を自己処理する際

  • 毛抜き
  • ワックス
  • 除毛クリーム

などを頻繁に使用していると、肌への刺激になる可能性があります。

▼Iラインの自己処理頻度の目安

肌状態が普通の人 多くても週2回程度
・肌が弱い人
・肌が荒れやすい人
週1回程度
※肌状態が悪いときは、処理を控えましょう

原因③ ホルモンバランスの乱れ

悩む女性

美容専門家(女性)

ホルモンバランスの乱れにより、肌のターンオーバーが停滞し、黒ずみができやすくなると考えられています。

以下に心当たりがある場合、ホルモンバランスが乱れている可能性があります。

  • 睡眠が足りていない
  • 起床時間がバラバラ
  • ストレスが溜まっている
  • 生理が予定通りに来ない

「黒ずみがひどいと脱毛を断られる」って本当?

エステ脱毛の場合、黒ずみがひどいと脱毛を断られるケースがあります。
エステ脱毛では、毛穴に光を当て毛根にダメージを与えます。
この時、光が黒ずみに反応し、やけどを引き起こすリスクがあるのです。
医療脱毛では、黒ずみに関係なく施術を受けられることが多いです。

Iラインの黒ずみはセルフケアで治せる?

Iラインのひどい黒ずみ…セルフケアで治すことは可能ですか?

女性(困り顔)
美容専門家(女性)

乾燥や摩擦が原因であるIラインの黒ずみは、セルフケアで良くなる可能性があります。

黒ずみの原因がホルモンバランスの乱れである場合、医師による指導が必要になるケースもあります。

  • 生理が3ヶ月以上きていない
  • 毎月PMSがひどい

などの症状がある人は、婦人科で相談しましょう。

Iラインの黒ずみの「正しいセルフケア」

美容専門家(女性)

Iラインの黒ずみをケアするために
・専用アイテムでケアする
・摩擦を避ける
・規則正しい生活を心がける
この3つを意識しましょう。

ケア① 専用アイテムでケアする

美容専門家(女性)

Iラインはデリケートな箇所なので、専用アイテムでケアしましょう。
通常のボディソープなどは、刺激が強いと考えられます。

専用アイテムで

  • 洗浄
  • 保湿

のケアを行って、乾燥や摩擦が原因の黒ずみへアプローチしましょう。

洗い方のポイント

石鹸

美容専門家(女性)

泡立てた洗浄剤を手に乗せ優しく洗いましょう。

デリケートゾーン全体を洗った方が良いですが、膣の中まで洗う必要はありません。
また、硬いボディタオル等で洗うと、摩擦が生じ、黒ずみを悪化させる原因になります。
デリケートゾーンは手で洗浄するようにしましょう。

保湿のポイント

美容専門家(女性)

洗浄後に、
・化粧水
・オイル
・クリーム
などデリケートゾーン専用の保湿剤を優しく塗布しましょう。
スプレータイプのものは肌への摩擦が少ないのでおすすめです。

膣の中まで保湿する必要はありません。
デリケートゾーン全体を優しく保湿しましょう。

▼黒ずみケアにおすすめの成分 

セラミド 肌の水分を保持して、乾燥から肌を守る
プラセンタ ・肌の水分を保持して、乾燥から肌を守る
・メラニンをつくる酵素の働きを阻害し、シミを予防する
トラネキサム酸 メラニンの生成を抑えて、シミやそばかすを防ぐ

ケア② 摩擦を避ける

美容専門家(女性)

黒ずみを悪化させないため、Iラインへの摩擦は避けましょう。

服や下着のサイズを見直すことで、摩擦を軽減できます。
締め付けがきついズボンの着用は避けると良いでしょう。

ケア③ 規則正しい生活を心がける

美容専門家(女性)

規則正しい生活を心がけ、ホルモンバランスの乱れを防ぎましょう。

肌のターンオーバーが促進され、効率よく黒ずみをケアできる可能性があります。

▼規則正しい生活の例

  • 朝型の生活
  • 日中にしっかりと体を動かす
  • 朝昼夕3回、適度に食事を摂る

改善するまでにどれくらいかかる?

時計とカレンダー

美容専門家(女性)

早くても1ヶ月程度はかかると考えられます。

  • 黒ずみが濃い人
  • ターンオーバーが停滞している人

などは、さらに数ヶ月かかるでしょう。

変化がない場合は皮膚科での相談も可能

美容専門家(女性)

セルフケアで変化を感じられない人は、皮膚科での治療を検討してみましょう。

皮膚科では

  • 塗り薬
  • レーザー

を用いて治療を行うことが多いです。
どちらも保険適用外の自由診療です。

治療法① 塗り薬

クリーム

美容専門家(女性)

塗り薬での治療では
・ターンオーバーを促進させる「トレチノイン」
・美白作用のある「ハイドロキノン」
という薬を使って治療することが多いです。

肌状態を確認し、2種類使うのかどちらか使うのか判断します。
個人差はありますが、1ヶ月程度で変化を感じられるでしょう。

ハイドロキノンは強い美白作用がある一方で、刺激が強いというデメリットがあります。
そのため、医師の診察を受け、徐々に濃度を強くしていきます。
また、以下の方は、トレチノインでの治療を受けられません。

  • 妊娠中
  • 妊娠の可能性がある
  • 授乳中

トレチノインには、胎児の奇形や流産を引き起こす副作用があると考えられています。
妊娠を希望する方も、トレチノインの使用は控えましょう。

▼費用・作用・副作用

費用 月10,000円程度
作用 美白、肌の生まれ変わりの促進
副作用 赤み、皮むけが起きる可能性がある
おすすめの人 黒ずみを早く良くしたい人

治療法② レーザー治療

脱毛を受ける女性のイラスト

美容専門家(女性)

黒ずみにレーザーを当て、肌の生まれ変わりを促進させる治療です。
レーザーの種類によって治療後は、かさぶたのようになる場合もありますが、それが取れると黒ずみが従来の肌の色に近づき、白い肌になることが多いです。

個人差やレーザーの種類にもよりますが、1回の治療で変化を感じる場合もあります。
また、かさぶたが取れた後は、メラニンが発生しやすい状態になっています。
施術後2週間程度はできるだけ

  • 触らない
  • 日焼けをしない

ことを心がけましょう。

▼費用・作用・副作用

費用 1回20,000円~
作用 黒ずみ除去
副作用 一時的にかさぶたができる場合がある
おすすめの人 ・黒ずみを早く良くしたい人
・塗り薬で変化を得られなかった人
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